『イチトマル』のことについて

不定期に更新している店主(及び店主妻)のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

以前からずっと書き留めておきたかったことの一つが

表題の『イチトマル』についてです。

 

秋山毛糸店のHPやSNSをみてくださっている方の中には

「イチトマルってなんだ?」と思っている方も多いことと思いますので

少々長くなるかもしれませんが、綴りたいと思います。

 

店主である私が、10年ほど前に将来オープンするであろうお店の屋号を考えていて生まれたのが『イチトマル』です。

最初は、仕事をしながら編んでいたオリジナル作品を手作りサイトで売る時の

いわゆる「ブランドネーム」として使っていました。

いずれ実店舗を持ったときには『イチトマル』という名前のお店にしようと思っていました。

 

だっていいでしょ、1と◯。

針の毛糸玉のようでもあり

一と◯を重ねると、上から見たコーヒーカップのようでもあり、

0と1で万物を表せるような気もしたり、

禅の心得でもある“円相”にも似たり寄ったり。

 

そんな『イチトマル』は美味しいコーヒーを飲みながら編み物を楽しめるお店にピッタリだ。

ロゴまで作って準備万端、いざ実店舗のオープンへ!となったとき。。。

祖父母が70年以上営んでいたお店は、何にも変え難く『秋山毛糸店』がしっくりきました。

 

一度廃業していたお店を店主自らの手でデザインし、リノベーションしていく中で

「ニットカフェ・イチトマルを作るぞ」という意気込みから徐々に

「ここは秋山毛糸店だなぁ。名前を残したいなぁ。」という気持ちに変わっていったのです。

 

そして2019年5月、8年近く閉まっていた秋山毛糸店は

「コーヒースタンドのあるニットのお店ー秋山毛糸店」としてリニューアルオープンしたのであります。

 

しかしながら、『イチトマル』という名を捨て難く

「そうだ、イチトマルが作り営んでいる秋山毛糸店ってことにしよう」と勝手に納得し、

イベント等のときには『秋山毛糸店 produced by イチトマル』というややこし紹介をしたり、

InstagramやFacebookでは#イチトマルを忘れずにつけたりと

いつか『イチトマル』が秋山毛糸店から生まれたニットブランド、のような感じにならないかなぁと夢見いる次第です。

 

そんな店主の思い入れ深い『イチトマル』から生まれたキャラクターが

「マルオ」と「マルミ」です。秋山毛糸店のホームページやカレンダー等で登場しております。

キャラクターを作ったらますます愛着が湧いてきました。

最近では店主妻が描く「マルオ」と「マルミ」に秋山毛糸店の中で元気に遊んでいます。

 

ちなみにマルオとマルミには現在2人の子どももおります。

 

これからも、秋山毛糸店とともに

「イチトマル」を覚えていただけたら幸いです。

 

最後に店主の名前は “一雄” →  “一とお” →  「1とO 」

ってね!

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