どうも、マルミです。

今回は皆様からお褒めいただいた『うさぎのカバーオール』について。

 

一昨年の冬。丑年の冬。

今を逃したら私はこれを自分の子に着せてあげられないかもしれないと

とじはぎもロクできない自分を恥じずに、これを編みたいという気持ちだけで

この『うさぎのカバーオール』を編み始めました。

 

秋山毛糸店ができてからこの作品が載っている本、

『作ってあげたい赤ちゃんニット』渡部さと／Gakken

は本棚に鎮座しており、第一子の時から、

「かわいい。これ、作って、着させたいな。」と、何気無く、本を開く度に思っていました。

 

子どもの成長は、著しく、タイミングを逃すと着られません。

そして毛糸のニット作品には着られる季節があります。

第一子に着せてあげられなかったこれを、娘に、今やらないと。

 

と、お母さん先生から頂いた廃盤の糸で編み始めました。

寅年を迎え、私にしては猛スピードで出来上がりました。

糸の太さやほぼメリヤス編みだったこともありますが、

その立役者はもちろん、お母さん先生。

前述したように、私はとじはぎができませんでした（今は多少。。。）。

肩や胸、首周りなど、夜な夜な、糸の付け方がわからず訪れる嫁に

嫌な顔ひとつせず、やってくれるおかあさん。

そのおかげで出来上がりました。お母さん先生、本当にありがとうございました。

 

とにかく、その冬は擦り切れるのではと心配するくらい着せました。

次の年に着られる保証がなかったためです。

とにかく汚れてもいいから着せました。

 

そして、今年、何も気にせず作っていましたが、卯年！！！ナイスタイミングですね。

多分着られないのではと思っていたのですが、着せてみると、、着られる！！！！

最初は嫌がったものの、褒めて褒めて褒め倒すといい気分の娘。

今日はうさぎを着ようというと嫌な顔をすることは無くなりました。

 

皆さんの原動力はなんですか。

私の原動力は自分の気持ちです。

自分の気持ちで始めたことは割とめげずに取り組めます。

 

もし何か編みたいなと思ったとき、よければ秋山毛糸店を思い出してくだい。

きっと自分の気持ちは原動力になり、それを手助けしてくれる存在になります。

編み物をやったことをない人でも、やってみたい人はぜひ、秋山毛糸店を訪れてみてはいかがですか。

店主、お母さん先生が、本当にわかりやすく教えてくれます。

 

その際は、コーヒーのお供に、マルミ特製のクリームビスケットも

食べてくだいね。